自主練 in 市民の森

ゼオン鉄人会のMさんをお誘いして、いつもの練習コースである「市民の森」を走ってきました。もともと自主練は前日の5/4に組んであったのですが、ワタシが家族の都合で参加できなくなりお休みしました。しかし富士五湖以来、まったく走っておらず焦りもあったため急遽本日Mさんをお誘いして走ってきたわけです。これが期せずして結構な鍛錬となりました。鎌倉市内で冒険を体験できました。

まずは15時より2時間弱走るつもりで森のコースに進入。前日までの雨で道がぬかるんでおり、復路は下道を通って帰ることにしました。1時間近く走ってそろそろ帰ろうか、となったところで下界に下りるちょうど良い道がない。そこで適当な地点で「おそらくここを降りていけば近道だ」との判断にいたり、今まで通ったことのない山道(というか道なき急斜面)を降りたのが大冒険の始まりでした。
なんとか滑落せずに沢に降り立ったまではよかったのですが、そこから人足途絶えて久しそうな緑の生い茂る沢沿いの細道を歩くこと数十分、何度か道を見失い、そこら中に張り巡らされたクモの巣に悩まされ、足の裏は沢の水で濡れ始め、空を見上げれば木々の緑は思いのほか深く、日も落ち始めました。まさか鎌倉市内で大の大人が二人して遭難!ということはないとは思いましたが、ライトも食糧も持っておらず、いくら歩いても人里に出ないため、ちょっとマズイかなあ、と思った頃にやっと人家が見えてきました。二人とも靴もシャツもドロドロ。すっかり気分はトム・ソーヤー。
「いったいここはどこだろう。ワタシは誰?」と思って出たところは目的地よりはるか南。結局下道を1時間近く走って戻り、帰宅予定時間をかなりオーバーしましたが、おかげ様でちょっとした冒険気分を味わえました。でもあのコースは1度歩けばもう十分です。
写真は金沢動物公園内、巨大な鯉のぼりをバックに1枚。